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 作業は、5月半ば、アニメーションフェスティバル実行委員の方々からお話をいただいたことをきっかけに構想が決まり、6月から作業を始めました。
  1. 作業の様子を、画像でご紹介します。
デジタルスチルカメラで、描いた絵を撮影しているところです。
画面にちょうど収まるように、台の位置を調整します。複数の絵がずれないようにすることも重要です。
画面に影が映らないように、蛍光灯を固定しました。
原画は、このように背景も一枚一枚丁寧に塗っています。膨大な量の原画を使用することになりました。動きの速いところでは1秒間に20枚以上の絵を使いました。
爆弾が落ちて、家が吹き飛んだシーンを描いています。
これは、地面からたくさんの地雷や爆弾が空に向かって飛んでいく、最後のシーンのイメージです。
地面など動かない部分は、どの絵も同じように描く必要がありますが、あえて、すべて手描きにこだわりました。
地面の線が同じになっていることを確かめて慎重に絵を描き進めています。
戦車の前を、女の子が植物の鉢を持って、走るシーンです。走るなどの人物の動きは、特に難しく、苦労しました。
イラストレーターの松本涼子さんが描いた「世界中の爆弾を花火に変えて」というイラストをアニメーションのクライマックスで使用します。花火の形を見て、花火をアニメーションで動かす工夫をしています。
花火は色画用紙に少しずつ色を重ねながら、花火の広がる感じをアニメーションにしました。
美術部は全部で48人の大所帯です。学年を超えて、それぞれが自分の持ち味を出して協力し合いました。
どの絵も、同じ色合いになるように、絶えず相談したり確かめたりして、共同作業していきます。気の合う部員同士ならではの、よさが生かせました。
普段は個人で一枚ずつの絵を描く場面の多い美術部ですが、こうして協力して作品を作り上げることにより、いい経験ができたことと思います。
プロジェクターで、部員みんなで確認しながらの編集作業です。動きが滑らかに見えるか。曲と合っているか、字幕のタイミングはどうかなど、厳しいチェックが入り、高いレベルの編集になりました。
埃っぽい美術室でも大丈夫なようにビニールで完全武装したパソコンです。アドビプレミアというビデオ編集専用のソフトを使いアニメーションを作ります。
編集作業も、私たちが行いました。

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